育児休業を申請した際の会社とのやりとりをまとめてみました。
率直な感想としてはまだまだ社会に浸透していないなぁーというのがとても悲しかったです。
1.上司へ育休を取得することを伝える
育児休業を取ろうと思って会社でどうすればいいか調べていると申請用紙を見つけたので早速記入して上司に申請することにしました。
この時会社で育児休業について調べてみるとうちの会社はしっかりと申請方法や育休中の連絡方法などもまとめてあったので比較的安心して上司に申請することができました。
そして上司に申請用紙を提出すると、
不思議そうな顔をしながら一応受け取ってはくれました。
ここからが長かった・・・
2.上司と育児休業についての面談
申請して何日かすると育休に関しての面談をしたいと上司からメールが入っていました。
書いてあった日時に上司の元へ向かい面談をしてみると
「どうして育児休業を取る必要があるの?」
「そんなに長期間必要なのか?」
「周りのみんなに迷惑だとは思わないのか?」
と質問攻め。
育児休業は子供が生まれたら誰でも取る権利があるものなのにどうしてこのようなことが言われるのか僕には不思議でした。
でも、仕方ないので1つ1つの質問に答えていったのですがどうも納得していない様子で1回目の面談は終了。
とりあえずもう一度妻と話し合ってみてと言われました。
妻とはもう一度話し合いこのまま育児休業を取る選択をしました。
3.さらに上司との面談
2回目の面談で妻と相談したが気持ちが変わらないことを伝えると、
「育休を取得したら周りと同じ評価をつけることは出来ないがいいか?」
と言われました。
法律的にダメだろうと心の中で思いながら僕は、
「それでも育休を取る気持ちに変わりはありません」
と返事をしました。
すると僕がいなくなる期間の要員を確保したいからもう少し期間を短くしてくれないかと言われました。
(法律では業務が忙しくなることを理由に育休を拒否することは出来ません)
そこで僕は7ヶ月ほど取る予定だったのですが5ヶ月程度まで育休の期間を短くすることにしました。
4.色々粘った結果
無事?上司から申請書にハンコをもらうことができました。
ただし上司からの評価は最低まで下がったことでしょう。
まぁ、そんなことは気にしてられません。
5.まとめ
大企業といえどまだまだ育児休業に対する対応が出来ていないことを改めて実感しました。
前例がほぼないため取得までかなり時間がかかってしまったのでもっと早くから申請しておけばよかったと反省しました。
取得しようと思ってる場合はできれば三ヶ月前ぐらいまでには会社へ話しとくのがいいでしょう。
あと、面談するときはどんな話しをされるかわからないので面談内容をスマホで録音しておくことをオススメします。
もしもの時に役立ちます。
まだまだ男性の育児休業は認知度が低いですが、僕はもっとたくさんの人が気軽に取れるような制度になってほしいと思っています。