保育園に送迎にいくと他のお友達はひらがなをかけているのにうちの子は書けなくて、早く書けるようにしなきゃいけないと焦ってませんか?
実際、僕のうちの子も年長になってもあまりひらがなが書けなくて困っていました。
でも調べてみると小学校低学年になればほとんどの子が書けるようになるので問題ありません。
うちの子も現在は問題なくひらがなを書けています。
・ひらがなは無理に教えない
・まずは読むことから
・ひらがなを書く練習は年長からでOK
・ひらがなを覚えるより大切なこと
結論、ひらがなを教えるよりも大事なことがあるので子供にはそちらを優先して伸ばしてほしいです。
ひらがなを覚えるより大切なこと

今までひらがなを覚える方法を書いてきましたがそれよりも大切なことがあります。
保育園児や幼稚園児にはひらがなを覚えるよりも大切なことがあります。
できればひらがなを教えるよりも僕はそっちを優先して伸ばしてあげてほしいです。
非認知機能を高める
僕がやって欲しいこととは、子供の非認知機能を高めるということです。
認知機能を鍛えるよりも大切だと大人になって僕自身は感じてます。
非認知機能とは、「忍耐力」「社会性」「感情のコントロール」などのことを指していて数値化してはかる事のできないものをいいます。
非認知機能を高めると自分の頭で考えて冷静に判断できる子になります。
僕は勉強ができるより、自分で考えて判断して行動できる子になってほしいです。
非認知機能を鍛える方法
じゃあどうすれば非認知機能が鍛えられるのかというと、
・質問を投げかけ自分で考える癖をつける
・自主的におこなう遊びをする
・子供の好きを伸ばしてあげる
などをおこなうことが有効です。
子供に答えを教えるのではなくしっかり考えさるサポートを僕たち親がおこなうことで子供も成長できるってことですね。
つい口を出しちゃうこともありますができるだけ黙って見守り、ちょっとしたヒントを出すことが大切です。
実際にやってみて思ったのですが僕の場合はめちゃくちゃ意識しておかないとすぐに答えを子供に教えてしまうので気をつけています。
ただ気にしすぎるとストレスが親に溜まってしまう可能性もあるのでその辺の加減をしながらやるようにしないといけないです。

ひらがなを無理に教えるのはやめよう

子供が保育園や幼稚園に通っていてまだひらがながかけなくても焦る事はありません。
6歳ぐらいまでの子供のほとんどはひらがなを絵と認識しているので書けなくても気にする必要はありません。
ひらがなは遅くても7〜8歳には書ける
年中さんだったり年長さんでひらがながかけなくても無理して練習させようとしてはダメです。
無理させて勉強してしまうと書けるようになるにはなりますが、書くことが嫌いになってしまい逆効果になってしまいます。
自分からやりたいと言っているなら練習させてあげましょう。
無理やり練習させるよりも興味を持った時にひらがなを勉強できる環境を事前に整えておくことが大切になります。
ひらがなを早く教えるメリット
ひらがなを早く教えるメリットとしては、
・文字から知識を吸収できるようになる
・自分の名前を読んだり、書いたりできる
・思考力が高くなる
・親が安心できる
などがあげられます。
保育園などで自分の名前がわかると持ち物の間違いが少なくなりそうなのでこれは助かります。
思うのですが、親が安心できるっていうのがもしかしたら子供にひらがなを教えたい1番の理由かもしれませんね。
他の子より早くひらがなができたりしたら確かに親としては嬉しいです。
でも子供からしたら嬉しいかはわかりません。
ひらがなを早く教えるデメリット
次はデメリットです。
・知識の詰め込みは精神に影響が出ることがある
・絵本を読むときに絵に興味がいかなくなる
・親が苦労する
ひらがなに限ったことではないのですが、知識を詰め込むことによって精神的に悪影響が出ることもあるようです。
親の苦労とも関係してくると思うのですが、小さい子に教えるのってとても根気がいる作業です。
そこで子供が嫌がっているのに無理矢理教えていることによって心に悪影響が出るんじゃないかと僕は考えています。
純粋に絵本の絵を楽しめなくなるのは残念ですよね。
絵よりも文字を探すことに目がいってしまい想像力が減ってしまうようです。
それにより絵本の世界にも入り込みにくくなるので絵本の楽しみが減ってしまいます。
まずはひらがなを読めるようにする

今まで言ったことをふまえて、ひらがなを練習する場合にまずどうすればいいのかというと、
・一緒に本を読む
・ひらがなのポスターをはっておく
・通信教育を受ける
・塾に行く
などがあります。
一緒に本を読む
読む本は好きな物の本が興味を持ってくれるのでオススメです。
電車が好きだったら電車の本・虫が好きだったら虫の本・アンパンマンが好きだったらアンパンマンの本。
好きな本ならなんでもOKです。
一緒に読んでいくとだんだんと字に興味を持ってくれるようになります。
子供の好きなものに対するパワーって本当にすごいです。
ひらがなのポスターを貼っておく
家のいろんな場所にポスターを貼っておいてひらがなに常に触れられる環境を作ります。
王道としてはお風呂だったりトイレですね。
ただ常に目にしておいて欲しいのでリビングにも1枚ぐらい貼りたいですね。
小さいとみにくいのでそれなりの大きさがあるといいです。
ただ家のインテリアとの関係もあるのでそこは家にあったものを選ぶようにしてください。
通信教育をする
通信教育と言ってもめちゃくちゃ色々なものがあります。
代表例をいくつかあげると、
・こどもちゃれんじ
・ポピー
・スマイルゼミ
・Z会
・まなびwith
などです。
ちなみにですが我が家でやっているのは、
しまじろうでおなじみ【こどもちゃれんじ】と【◆スマイルゼミ◆
】です。
タブレットなので気軽にできて持ち運びも簡単なのでオススメです。
勉強の時間になったら教えてくれるタイマーもついているので普通の練習帳でやるよりも勉強に取り掛かるのが早いです。
塾に行く
金銭的な余裕と時間があるなら塾もオススメです。
ただ子供が嫌がっているならやっぱり避けたほうがいいです。
楽しんで行ってるならぜひいかせてあげてください。
お子さんの可能性がグッと伸びます。
ひらがなを書く練習は年長から

保育園や幼稚園に通っていたら字の練習をしてるところもあると思います。
もちろんそれでかけるようになる子もいます。
書けるようになる年齢は男女でも差があるのですが大体男女とも年中ぐらいからひらがなに興味を持ちだんだんと書けるようになっていくことが多いです。
具体的に、家でひらがなを練習する場合はどうすればいいかいくつか紹介します。
ひらがなの練習中はそばにいる
練習をしている時はできるだけ子供のそばにいてあげましょう。
そうする事で安心して練習に集中することができます。
一緒にいる時に注意してほしいことは間違っていたりしても怒らずに褒めて教えてあげてください。
怒ってしまうとひらがなを書くこと自体が嫌いになってしまうので、そうするとそばにいることが逆効果になってしまいます。
なので難しいかもしれませんが決して怒らないで長い目でみて練習していきましょう。
ひらがなの練習は子供ペースで進める
ひらがなを練習するペースは子供のペースに合わせましょう。
親がやろうとすると毎日同じだけやらないとダメだと思い込んでいるかもしれません。
でも子供はちょっとやった飽きてしまったり、びっくりするぐらい長い時間やってることもあります。
なので大人の感覚で進めるのではなく子供主体で進めてあげてください。
もちろん仕事や家事で時間がないのはわかっていますができる限り子供のペースを守ってもらえると嬉しいです。
自分の子を見てるとわかりますが、無理矢理やっても全く集中してないし適当にやってあとで書いてもらっても覚えてません。
子供のベースを守ることは本当に大事だと感じてます。
興味を持ったひらがなから練習する
練習する時は「あ」から順番に練習するのではなく興味があるひらがなから練習していきましょう。
興味ある文字からやった方が覚えるのも早いですし、食いつきも違います。
うちの場合は自分の名前に興味あったので自分の名前から練習しました。
というか勝手に書いてましたね。
興味を持ち始めると自分から練習し始めるのでそうなるとどんどん覚えていきます。
子供がひらがなを覚えるより大切なことのまとめ
結構長くなってしまったのでここでもう一度簡潔にまとめておきます。
・ひらがなより非認知能力を鍛える
・小学生ぐらいになれば書けるから無理して教える必要はない
・ひらがなを教える場合はまず読みから
・子供のペースで書く練習をする
ひらがなを子供に教えたくなる気持ちもとてもよくわかりますが、子供の人生を考えるなら非認知能力を伸ばしてあげましょう。
僕も反省の毎日ですが一緒に子育てを楽しんでいきましょう。