家庭のこと

サラリーマンの育児休業取得方法【体験談あり】

育児休業に興味あるけどどうやって取っていいかわからない。取得したらどんな感じで会社で扱われるのか体験談が知りたい。

取った際の日常生活はどんな感じで過ごしてるんだろうって思っていませんか?

この記事を読めばその疑問が解決します。

本記事の目次

・育児休業取得の流れ
・育休取得宣言後の周りの反応
・育児休業中のライフスタイル
・復帰後の職場の反応

僕は実際に育児休業を取得したことがあるのでその経験を通してお伝えします。

育児休業申請の流れ

まずはそれとなく同僚に伝えてみる

これって結構大事なことで奥さんんが妊娠したらそれとなくでいいから周りに伝えて様子を見てみましょう。

そうすることでいきなり言うよりも徐々に育休取りたいって考え方が広まっていくので育休を取りやすくなります。
自分自身で取得しやすい環境づくりをしましょう。

実際にどのような感じで周りに伝えるのかと言うと、

【妊娠する前から育休を取ってみたいと考えている場合】

1.結婚した時点で周りに子供ができたら仕事を休業して子育てをしてみたいとそれとなく周りに伝える

2.奥さんが妊娠したと周りに伝える(一緒に育児休業に興味あることも)

3.実際に取得したいと上司や周りに伝える
(早ければ早いほどOK、理由は後ほど)

4.上司との話し合いののち育児休業取得へ

子供が生まれたら育児休業を取りたいと思っているならこの流れでいいと思います。
入社時点で思っているならその時点から伝え始めるのもアリだと僕は思っています。

子供が生まれてから申請する場合はできる限り素早く上司へ申請しましょう。

取得まで時間がかかる場合があるので思ったら即行動です。

自分のやっている業務をまとめておく

休業中は他の人が自分の代わりに仕事してくれるので申し送りをスムーズにするためにも今やっている業務でまとめられるものはわかりやすくまとめておきましょう。

そのままザッと投げてしまうと同僚も困ってしまいますし、今後あなたの評価も下がってしまうので避けたほうがいいでしょう。

実際に僕がやったこととして、ほとんどの業務はまとめる必要がないことだったのですがまとめる必要があるものはわかりやすくPDFを作成しました。

そしてそれをみてもらいよくわからないと言われた部分は書き直して理解してもらえるようにしました。

上司に育休を取りたいことを伝える

上でも話しましたが上司に育児休業を取りたいことを伝えて申請をしましょう。
この際に一緒に話し合いも行われることがあります。

上司の許可は必ず必要になってくるので出来るだけ早めに伝えることが重要です。

伝える際に注意するべき点として、あなたの会社が育児休業に慣れていないのならできる限り早く育児休業の申請をすることです。

申請時のポイントは

・できる限り早く申請する
・話し合いの際はスマホで音声を録音する
・自分がどうして取りたいかをまとめておく

などです。

スマホで録音する必要あるの?って思うかもしれませんが、必要あります。

上司がどんな対応をしてくるかわからない以上録音しておかないとこちらが不利となってしまいます。
育児休業は会社側が拒否しても取得できるのですが、その際に会話を録音しておくと少しですがこちらが有利になるので必須です。

育休取得宣言後の周りの反応

上司の反応

上司はやっぱりと言うべきかいい顔はしませんでした。
それが僕の会社の今の現状ということです。

理由としては、まだまだ男の人は会社で働くのが当たり前という古い考え方が残っているからだと思います。

実際に上司から言われた言葉としては、

・奥さんはどう言っているのか?
・本当に取る必要があるのか?
・制度だからって取ってもいいのか?
・これからみんなと同じ評価はできなくなる

このようなことを言われました。
僕としては会社で出世したいと思ってはいないので全く問題ないのですが、仕事も頑張りたいと思っている人だったら育休の取得を断念するかもしれません。

本当に残念です。

同僚の反応

同僚は上司とは違い頑張れと言ってくれたり、「へーそうなんだー」という反応がありました。
ただ否定的な意見は全く聞きませんでした。

僕の職場は一人ぐらい休んだとしてもそこまで仕事に与える影響が大きくないことも影響していると思われます。

同僚から言われた言葉を簡単にまとめると、

・頑張ってね
・給料ってどうなるの?
・へーそうなんだ
・いつから取るの?

みたいな感じです。

特に給料に関しては多く聞かれました。
僕の場合は約半年間育児休業を取得したので給料の67%が手当として振り込まれていました。

税金とかが引かれないのであまり働いてる時ともらえる額は変わらないです。

家族の反応

育児休業を取ってこれから仕事は大丈夫なの?っていう反応でした。

周りで取得してる人がいないからどのような扱いを会社から受けるのか心配だったんじゃないでしょうか?

家族からはそれ以外に特に言われることはなく妻と話して決めたことなので認めてくれているようです。

育児休業中のライフスタイル

家事を中心に行っていた

基本的に主夫をした感じで、朝掃除をしてから買い物に行き食事の準備をするっていう感じです。
上の子たちの保育園の送り迎えやゴミ出しとかももちろんしています。

掃除や食事は習慣にしたかったのでこの機会に頑張ろうと思ってたからです。

簡単な流れをご紹介します。

6時〜7時:起床
7時〜8時:朝食、ゴミ出し
8時〜9時:上の子達を保育園へ送っていく&洗濯物
9時〜12時:掃除したり買い物に行く&軽くお昼
15時〜17時:夕食の準備&沐浴
17時〜19時:上の子達を保育園へ迎え&夕ご飯
19時〜20時:お風呂&子供の寝かしつけ
20時〜1時:起きてたらブログ書いたりテレビ見たり自由時間

抜けてるところもあると思いますが大体こんな感じです。

起きてたらって書いてますが、大体の場合は子供の寝かしつけと一緒に寝てしまうので夕食の食器とかは朝洗うことが多かったです。

出かけることが多くなった

奥さんと一緒に育児休業を取得していたので一緒にいる時間が多くなり自然と出かけることが多くなりました。

家にいても同じことの繰り返しになりストレスも溜まってしまうので、公園だったり動物園などに行って出かけていました。

旅行に行った記事「那須サファリパークへ子供と遊びに行った感想」も書いたのでもしよかったら参考にしてください。

授乳以外はなんでもやる

授乳は完全母乳で育てていたのでそれ以外のことはなんでもやるようにしました。

授乳はどう頑張っても僕にはできませんがそれ以外のオムツの交換や寝かしつけ、沐浴あと離乳食を食べるようになってからは離乳食を作って食べさせていました。

僕がやっていたことをまとめときます。

・オムツ交換
・寝かしつけ
・沐浴
・離乳食を作る&食べさせる
・予防接種

とりあえずはこんな感じですかね。

まぁ、できないことはほとんどないのでとりあえずやってみるといいですよ。

復帰後の職場の反応

今までと変わることなく戻ってからも接してくれました。

お金はどうなっているのか、戻ってくるのは嫌じゃなかったのか?などはもちろん聞かれました。

僕の職場は優しい人が多いので今までと変わらなかったのかなと思います。

僕が育児休業が終わり職場に復帰するとめちゃくちゃすんなり受け入れてもらうことができました。
長い間休んでいたので職場に慣れるまでちょっとの間研修期間があり戻れたので仕事も問題なくすることができています。

まとめ

結構長くなってしまったのでもう一度まとめておきます。

要点まとめ

・育休を取りたいことをなんとなく伝えつつ早めに上司へ申請する
・育休を取っても職場の反応は変わらない
(ただし上司からの評価は落ちた)
・育休中はなんでもやろう

まずは上司と話してみてください。それでダメなら「育休が通らない場合はどうしたらいいの?」をみてください。

取得にあたっては妻と話し合って決めることが必須だと僕は思っているのでそこは忘れないでください。